昨日は、食品系製造企業様にて、「メンター研修」を担当いたしました。
昨年からスタートした、メンター制度導入。
そして今年度の初年度始動。
いまは、メンター制度の内製化指導に移行しています。
メンター制度は、しっかりと理解をして導入しないと、
失敗も多く、形骸化しやすいもの。
さらには社内理解、とくに経営層理解が無いと、
ほんの2・3年で「成果が出ないから」といって、
やめてしまう企業も多くあります。実にもったいないです。
こちらの企業様では、「若年層定着、離職防止」を目的に掲げ、
メンター制度委員会が自主的に立ち上がりました。
社内プレゼンを通って、準備から、今年の制度運営まで、
皆さん本当に本当に、一生懸命取り組んでこられたと感じます。
昨年は外部がかりだった部分を、全て内製化するために、
今年、委員会の皆さんは、講師トレーニングを実施しています。
研修見本を実施しながら、当社で作成した台本を、
みんなでブラッシュアップ。
ああしたい、こうしたい。
ああすれば、こうすれば。
「この制度を良いものにしよう」という熱気が、伝わってきます。
私は、これまで、様々な企業様で、様々な制度をつくり、導入してきました。
まるで他人事の会社もあれば、
このように自分事として、活気ある討議をしながら、
良い制度をつくりあげる気概を感じさせる会社もあると感じます。
良い組織風土というのは、
一朝一夕では創り上げることは出来ないもの。
この企業様の、普段からの取り組みが、随所に感じられます。
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