今週は、当社顧客様向けの公開研修を
2回にわたり開催しました。
両日、多忙な中で、
それぞれ別なメンバーをご派遣くださり、
顧客様には感謝申し上げます。
毎年、顧客様向けの少人数研修を開催していますが、
今回は日程のご調整の関係で、
別日程2日で開催させていただきました。
少人数研修の良いところは、
やはり一人ひとりの内容に
細かくフィードバックをかけられるところでしょうか。
今回は管理者向けの「部下指導研修」でしたが、
指示出しのポイントをまとめたり、
OJT計画を立てたり、
部下育成計画を立てる内容でしたので、
お一人ずつの内容をチェックしてフィードバック。

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当社は指示を「要求」と「制約」に分けて出す手法を
指導しているのですが、
意外に「要求」が明確じゃない上席者も多いのです。
やるべき行動は伝えられるけど、要求が明確じゃないから、
部下は勝手な判断で行動してしまう…
「やってほしいこと」と「やってほしくないこと」、
質と速さのどちらを優先するか、
どこまでやるかのゴールや水準
など、その辺りを伝えることが指示であり、
それらを把握することが受命ですよね。
そもそも「やるべき行動」を、イチイチ指示していたら、
それこそ自分の頭で考えない
「指示待ち人間」しか育たないと思うのです。
指示出しは新人なら全てを説明しますが、
部下の立ち位置によって、
指示は「質問型」に切り替えていく必要があります。
その切り替え時が「制約」があるかどうかなのです。
本人にとって、
業務を推進するにあたっての「制約」が無い状態って、
もうカンタンにクリアできる状態なワケですから、
単なるルーティンに入りかけている。
そうなったら、もうひとつ上のチャレンジをさせないと、
「ふきこぼれ」になりますから。
たかが指示出し。
されど指示出し。
あ、ちなみに指示出しを磨いても、
「受命力」が育っていないと、なんの意味もありません。
キャッチボールと同じ。
剛速球を受け止められる部下も育てないとね。
★当社のパートナーの皆さんは、私の「丸投げ」な剛速球を、
いともカンタンに受け取ってくれる実力者ばかりで、
ありがたいです♥
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