この投稿を書く前に、銀行時代に最初に習ったのは、
「殿・様・御中」だったな～と、遠い記憶が甦りました。
まだ紙幣カウンターが無い、
手で「札勘」を来る日も来る日も練習していた時代です。
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さて、私はブログやFacebook投稿などで、
「企業様」と書いているのですが、
とある方から「間違っている！」と、ご指摘を受けました。
百歩譲って「〇〇商事様」はいいけど、
「企業様」「会社様」はおかしいでしょ、と。
ずっと、気になっていたんですって。
「マナーで敬語、教えてらっしゃるでしょう？」と。
そうですよね…
正確に言えば、「企業様」「〇〇商事様」なんて言い方、
間違っているのですよね。
おそらく昔の金融機関などは、
「〇〇病院様」「〇〇商事様」「企業様」
が普通だったと思いますが、
今の金融機関はどうなのでしょうか。
私はデータ名も「会社名＋様」とつけて管理し、
口頭でも「様」をつけています。
お客様名を呼び捨て…というのが、
なかなかしっくりこなくてですね…つい。
あ、もちろん
宛名は「御中」、
文章では「貴社」、
口頭では「御社」と使用しています。
そして、文章でも口頭でも役職名については
「〇〇社長様」とは言わず、
「〇〇部長」「〇〇社長」と言うようにしています。
その辺りは、マナー的にも問題ないのですが。
「〇〇会社様」…
つい、使ってしまう私。。。
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以前「会社につける敬称」について、民間企業が調査したところ、
相手の会社をお呼びする際に、
会社名に「様」や「さん」をつけている人が
8割以上いるとの結果だったそうです。。
間違えていることを知らない人も多いけれど、
知っている人の７割以上は
「知っていても使用している」
とのこと。
私も間違えていることは知っていますが、
呼び捨てにすることに、大きな抵抗があるのですよね。
じゃあ百歩譲って
「〇〇商事様」「〇〇クリニック様」
は世情に照らして、OKだとして。
「企業様」とか「会社様」という書き方はどうなのか！
こちらは「違和感がある」という方が、
きっと多いのだろうな～。
金田一春彦先生も、金田一秀穂先生も、
「言葉は増える」
「言葉は変わる」
と仰っていますから、お許しいただけないでしょうか…
とはいかないですよね。。。
つ・づ・く
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