昨日は、当社パートナー講師が、社会医療法人様にて、
新人向けの「接遇コミュニケーション研修」を担当しました。
シリーズ2回目の研修です。
医療関係・福祉関係・施設維持関係の職種から、
今回も30名以上の若手職員が集まり、ご受講いただきました。
外国人材の職員もおり、今回シリーズの研修では、
言い回しや言葉の選定を大幅に見直し、
イラストをふんだんに使用すると同時に、
全ての資料に「フリガナ」をつけて作成しました。
基本的な日本語は堪能ですが、専門用語やわかりにくい表現は、
アプリで検索しながら受講するので、
フリガナがあると、検索しやすいのです。
特に2回目の今回は
「報連相」
や
「言い方・伝え方」
が中心の研修であったため、慣れないと難しい…
特に「SBAR」や「会話タグ」などの活用は、
ぜひとも覚えて欲しいビジネスコミュニケーションではあるものの、
伝えたいことを絞る表現が難しい。
だからこそ、トレーニングですね♪
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「会話タグ」は、医療・福祉に関わらず、
ビジネスコミュニケーションでは、すごく必要な
伝え方・話し方だと思っています。
要は、会話にタグをつける。
「何をどんな順番で話すのか」という、
“話の見通し(アウトライン)”
を最初に提示すると、伝わりやすくなります。
例えば、
————
佐藤です(自分の名前)。
~の方法について相談があります。
今、お時間をいただけないでしょうか。
5分程度で済むと思います。
————
佐藤です(自分の名前)。
今朝受けた業務指示の確認です。
一覧をご覧いただけますか。
すぐ済みます。
————
と、これから話すアウトラインを頭出しすれば、
上司も
「今、時間を取る必要があるかどうか」
という判断が速くつくんですよね。
・名乗り
・内容(頭出し)
・相手に取ってほしい行動
・相手に割いてほしい時間
このポイントさえ押さえれば、
報連相も電話掛けも会議発言もスムーズです。
医療現場の忙しいドクターや、
多忙極まる経営者・経営幹部には、必要な伝え方だと思います。
これを新人の頃からクセづけしてほしい!
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