女性活躍推進❶:男性主導の「女性活躍」

今月はウェビナー登壇が、2回ありました。

最近、増えたウェビナー登壇…。

受講者の顔が全く見えないところで、話し続ける難しさ。

必ずアーカイブ(録画)があるのですが、
なんか見直す気力が起きないのですよね。

いや、見直す「勇気」かな?

とはいえ、内容はしっかり務めさせていただきました。

*****

「女性活躍推進」のテーマは、
2022年の一般事業主行動計画の
「女性の活躍に関する情報公表義務」が、
常時雇用労働者が101人以上の事業主に変更になった時に、
オーダーが多くなりました。

だから22年・23年は、
このテーマのセミナーや講演が多かったのですが、
24年はめっきりと減りました。

「女性活躍推進」について学ぶ機会が、
ブームのように受け取られていると嫌だなあ、とも思います。

当社では人事制度や社内制度の策定・推進の一環として、
このテーマを実施しているので、
セミナーでは具体的な施策づくりまで言及しています。

実際に対象となっている企業では、
STEP1 分析・調査
STEP2 行動計画策定 
STEP3 周知・公表
STEP4 届け出
STEP5 実施・効果測定
の流れを踏まなくてはなりませんから、現実的な施策推進が必要。

ちなみに今、公表が義務付けられている項目の多くが、
マイナビやリクナビの新卒採用の情報に掲示されています。

そして2022年にスタートした、
常時雇用労働者が301人以上の事業主が対象の
「女性の活躍に関する情報公表の項目 男女賃金差異」については、
いずれ採用情報の項目に入るのではないでしょうか。

賃金格差を埋めるのは、
1年2年じゃできないので、早めの着手が必要。

ちなみに毎回、このテーマで登壇させていただいて空しいのは、
受講者が男性ばかりだということです。
(つまり管理者が男性ばかりだということ)

男性主導の「女性活躍」…

以前、「女性が活躍する社会づくり」を目的とした団体がありましたが、
声を掛けられて入ってみたら、理事メンバーは全員、男性でした。

男性が敷いたレールの上を歩く違和感。

これではいけないなあ、と思うワケです。
(❷に続く)

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