本日は福島県の老舗企業様にて、
終日のマネジメント研修を担当しました。
今回のテーマは部下育成・部下への関わり。
本日は第2回でしたが、前回の第1回で
「業務は人が動かす。だから人を動かすスキルを身につける」ことを学び、
業務計画とリンクさせながら部下の育成計画を立てました。
その第1回目を受けて、今回はさらに具体的に
「指示をしたからと言って、部下は動かない。
だから日ごろの存在承認と随時のフィードバックを行う」ための
スキルを学ぶという2回目。
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私は、デール・ブレッケンリッジ・カーネギーの
「人を動かす」という本を、年に数回、読み返します。
この書籍は、モチベーション理論の名著だと思います。
カーネギーは、人を動かす時には、相手に
「自分は重要なんだ、必要なんだ」
と思ってもらうことが大切だと説いています。
まさにそうだな。
と思うのです。
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私自身は昔、ハードマネジメントが嵩じて、従業員から
「両足を骨折しても走れと言われているみたいだ」
と言われたことがあります。
その頃の私は、
「指示命令さえすれば人は動く」
と思っていました。
その結果、部下は離れ、業務もうまくいかず、疲弊する日々…
命令で人が動くのであれば、
こんなにラクなことはないですよね。
それに気づくまでに、かなりの時間がかかりました。
成果を上げるには、業務を推進するしかない。
業務を動かすのは、人。
だから人材のメンテナンススキルがないと、
成果はあがらないのだと、心底、思うのです。
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マネジメントを担う若手には、
早いうちから、そのスキルを得てほしいと思っています。

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