ある会社に伺った時、受講者同士に
ちょっとした諍いが勃発しました。
社内研修なので、みんな距離感が近く、
思ったことを言いやすい環境なのでしょう。
「貧乏ゆすりやめろよ」
「やめられないんだよ、クセなんだから」
「やめろって!」
「俺だって、やめたいって」
そう言われると、
貧乏ゆすりはしていないけれど、
研修中に書き込みワークなどをしていると、ペンをクルクル回したり、
ペンのノックボタンをカチカチやっていたり、
指をパキパキ鳴らしたりしている人、
結構、いますよね。
これらも貧乏ゆすりと大差ないくらい、
周りに影響ありそうです。
「貧乏ゆすりがやめられない」
というのは、とても共感します。
私も子どもの頃、貧乏ゆすりが酷く、
このクセを取るのに苦労したから。
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「貧乏ゆすり」の要因は、
・脳への刺激
・血行不良解消
・「むずむず症候群(レストレスレッグス症候群)」
と、様々あるようですが、
一番多いのは「固着反応」と言われています。
つまり、ストレスが溜まったとき、
無意識に特定行動を繰り返すことで、
その不快感を和らげようとする
心理的・身体的な反応、というワケです。
貧乏ゆすりの他に、
爪を噛んだり、
ペンを回したり、
ペンのノックボタンを繰り返し押す…
なんていう行為も、これにあたるようです。
貧乏ゆすり自体は、足の血行を良くするメリットもあるようですが、
爪を噛んだり、
ニキビを潰したり、
唇の皮を剥いたり
という行為までいくと、身体を傷つける恐れもあるので、
あまり良い方法ではないかもしれませんね。
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私は若い頃は、考えに没頭すると無意識のうちに、
貧乏ゆすり・唇の皮を剥く、という行為をしていました。
尊敬する先輩は爪がボロボロでしたし、
友人は髪の毛を抜く、という行為をしていました。
先輩も友人も、優秀でしたが、
集中すると我を忘れてしまうのです。
さて、貧乏ゆすりに悩んだ私はいま、
足の指先を動かしたり、手の指先を動かす動作に、
固着反応を移行しているようです。
さすがに外見を気にするようになってからは
唇の皮を剥く行為はしてませんが、
外から見るとわからないものの
固着反応自体は無くなっていないのですよね。
ストレスが溜まると出る、というのもありますが、
集中している時に出ていることもあります。
固着反応をしている方が、集中力が高くなるのです。
とはいえ、「貧乏ゆすり」や「ノックボタンの繰り返し」などは、
周囲にもストレスを与えることがあるので、
違う反応に切り替えたり、抑えたりする工夫も必要に感じます。
固着反応自体を少なくするためには、
身体を伸ばしたり、休憩時間にストレッチをしたり。
あるいは短い時間でも好きな音楽を聴くなど、
気持ちを切り替える工夫もしています。
無くて七癖。
癖は無くすのが難しいものですが、
うまく付き合っていきたいものです。

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