福島県の土地家屋調査士会様にて、クレーム対応セミナーに登壇しました

昨日は、土地家屋調査士会の福島支部様にて、
クレーム対応のセミナーに登壇。

昨年の「ハラスメント研修」に引き続きのご指名で、
ありがたい限りです。

昨日は、クレーム対応の基礎的な内容から、
クレーム対応に必要な傾聴スキルやバーバルスキル、
そしてカスタマーハラスメントとクレームの線引きまでを
お伝えしました。

途中のミニワークでは、
皆さん、私の声がなかなか届かないほどに盛り上がり。

昨年も感じましたが、エネルギー総量が大きいです!

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最近、測量会社様や建設コンサルタント会社様など、
土地関連や測量関連づいている当社です。

個人の土地に立ち入ることが多い職種でもあることから、
立入マナーやコンプライアンス、
そしてクレーム対応など、
対応に関してブラッシュアップしておく知識が多いのだと思います。

最近は、物騒な世の中になってまいりましたので、
特に個人敷地に立ち入る際には、
これまで以上に配慮した対応が必要です。

せっかくなので、備忘録として
「個人敷地に立ち入る際のマナー:測量編」
について、まとめておきました。

クレーム防止のためにも、
ひとつでも事前対応ができると良いですよね♪

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【個人敷地に立ち入る際のマナー:測量編】
1.事前挨拶(測量の詳細を説明)
 ●挨拶のタイミングは、1週間~1ヶ月前が目安です
  (大規模な場合には早め)
 ●目的、収集情報、測量日時、測量場所(地図添付)、立入人数を、事前に通知。
 ●車輛通行や駐車場の確保や許可も同時に得ておきましょう。
 ●可能な範囲で、測量への立ち入り許可を個別に得ることが望ましい。
 ●遠方の場合は、測量案内を登記上住所に郵送し、所在確認も兼ねます。
 ●音や振動、粉塵が出る作業の場合には、あらかじめ伝えておきます。
 ●杭を打つ、土を掘るなどの作業がある場合には、事前承諾を取ります。
 ●問い合わせ先や担当者などを明記します。
 ★工事中も、定期的に状況報告と挨拶を行いましょう。
 ★工事完了後にも、改めてお礼の挨拶をしましょう。

2.作業中の配慮
 ●立ち入り範囲は最小限にし、必要範囲を超えて敷地内に立ち入らない。
 ●測量関連機器の操作音や振動で、近隣住民に迷惑をかけないように配慮します。
 ●ゴミは必ず持ち帰る、敷地内を通行する際は、挨拶をするなど、丁寧な対応を。
 ●腕章を着用
  (全作業者が望ましいが、現場責任者は必ず)
 ●作業概要書面を携帯:
  土地立入を認識していない地権者が、現地作業者に確認することが考えられます。
  概要説明ができる書面を携帯しておきましょう。
 ●必ず身分証明書を携帯しましょう
 ●測量や調査中であると分かるように、
  「測量調査中」等の表示を掲示しておきましょう。

3.不測の事態に備える
 ●物の移動、破損の可能性がある場所は、
  あらかじめ写真を撮ってから測量し、現状復帰を行いましょう。

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