本日は、製造企業様の監督者研修を、
オンラインにて担当させていただきました。
テーマは「OJT」。
後輩や新人、部下の業務指導が増えていく、監督者層。
効果的なOJTが実施できるよう、基礎知識を身につけていきます。
直接部門も、間接部門もあり、
部下の人数も様々ですが、OJTの方法は、みな同じです。
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私は戦争については疑問を呈しますが、
OJTについて話す時、
海軍軍人である第26・27代連合艦隊司令長官だった山本五十六の言葉を思い出します。
「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」
「話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず」
「やっている 姿を感謝で 見守って 信頼せねば 人は実らず」
この「やってみせ…」のフレーズは、OJTの指導4STEPそのもの。
ちなみに、「話合い…」のフレーズなんか、部下指導に欠かせない要素ですよね。
もともとOJT自体が、
第一次世界大戦時に、造船所の建造能力をはるかに超える要求に応えるため、
短期間で技術者を育成・訓練する手法を考えたのが、はじまりと言われています。
1917年、5段階教授法を造船所の現場に応用したのが、
世界初のOJTだったそうなので、
軍人がOJTの要素を把握しているのも、当たり前なのかもしれませんね。
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今年は、監督者研修で、OJTをテーマに数回の研修が企画されています。
OFF-JTで、OJTを一生懸命に伝えます!

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