数年前から水産系企業様に関わることが多くなってきました。
もとは県の外郭団体である、
産業振興機構の専門家として派遣されたのがきっかけです。
当社はお客様の半分が製造業。
機械系製造企業もありますし、食品加工業もあります。
なので水産食品加工の製造業は、意外と馴染みがありました。
しかし水産業を取り巻く、運送・配送業や、資材屋さん、
そして冷蔵庫屋さんなど、
水産業界には、様々な仕事があることを知りました。
特に人事制度やマニュアル作成、スキルマップ作成で関わる中で、
「廻船」という業種には、衝撃を受けました。
時代劇好きな私としては
廻船ときくとイメージするのは「廻船問屋」。
でも実際になにをする仕事なのかは、
子どもの頃はさっぱりわかっていませんでした。
大人になり、千葉や静岡の廻船業で、
業務プロセスの一部を把握する機会がありましたが、
実際はもっと幅が広いということを、最近知りました。
まずは船を自分の港に呼び込む廻船誘致。
そして船員さんや船員の家族のお世話。
さらには船が獲った魚を船主の代わりに販売する代行業。
そして、それに関わる冷蔵庫や運送・配送、加工や、
燃料関係、氷関係、資材関係などの周辺業務のお仕事がある…
まさに町全体で協業し、成り立っているのだと感じます。
なんて社会貢献性の高い仕事なんだろう。
ただ水産業は、
本当に自然に左右される業界なんだ
ということを、ひしひしと感じます。
企業努力だけでは、どうにもならない割合が、
他の業種に比べると、大きいように思います。
この年齢になっての今更感はありますが、
アグリビジネスや水産業に足を運ぶ機会が多くなり、
これまで無関心だった天候・気候や環境に、
少しアンテナが張れるようになってきました。
遅くても知らないことを知ることができるのは、
とても幸せなことだとも思います。
ありがたいことです。

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