備忘録

昨日は、お世話になっている社労士T先生との
諸々の下打ち合わせ。

仕事柄、社労士の先生方には、大変お世話になっています。

人事制度づくりの仕事は、
法律家である社労士のサポート無しには、
なかなか進まないものです。

しかしAIが活用されるようになると、
法的確認作業や判例なんかは、AIでできちゃうよねー
そもそもネットで調べられちゃう事だけ提示されても、
そこに価値は無いよねー
付加価値、大事。
なんて話をしていました。

…しかし、
これって何の仕事にも言える事で、
20年以上前から言われている事で。
いやいや、もっと言えば、
「付加価値、大事」なんて、当たり前の事だよね…

ふと隣を見たら、もうピッタリ隣にいた感じ。
ピッタリ隣に来られて初めて恐怖を感じる鈍感さ…猛省。

自社に置き換えると。
人事制度設計でいえば、クラウドツール全盛、
AIで評価項目まで設定できちゃう時代に、
当社のような零細がどのように生き残り、
顧客様に価値を提供できるのか。

研修事業で言えば、eラーニングや
LMS(learning management system)が当たり前になってきている中で、
どのように自社の価値を確立するのか。

「いや、それって大手の戦略だよね?大手と戦う必要なくない?」
と言われたこともありますが、
実際にコロナ禍を機に、研修業界は激変。
オンライン研修が主となり、
拠点毎に研修開催しなくても良くなり、年間研修本数は激減。
オンライン研修になり、研修単価も低くなりました。

地元講師じゃなくても、専門性が高い、人気のある、
それこそ価値が高い講師の研修が、全国…いや世界から招聘できますし。

それこそ集合研修でやる価値があるもの、
長時間をかけてやる価値があるもの、
この講師でなければならないもの以外は、
市場価値が大きく変わったんですよね。

当社も講師養成をしたり、講師派遣をしたりしていますが、
養成基準や派遣基準が大きく変わりました。

変わらざるを得ない。

顧客様により大きな価値を届ける事を考えると、
より大きな変化が必要です。

講師やコンサルなんて、掃いて捨てるほどいる中で、
お選びいただけるように。

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