一度説明しただけで「指導した」と言うにはムリがある:OJT指導法

管理者研修 OJT

昨日は、地元の食品メーカー様にて、
管理者研修を担当いたしました。

昨年担当した関連会社からのご推薦で担当させていただき、
今年は全6回の管理者研修を実施。昨日で最終回でした。

これまで管理者研修を実施したことがなかったとのことで
「初めて聞く」ことも多い分、受講姿勢も前のめり。

最終回の昨日は
「学んだことを、早速、現場で実践している」
との声も聞かれ、嬉しく感じました。

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最終回の昨日は「OJT指導法」についてがテーマ。

「OJT指導法」についてお伝えする時に、毎回感じることは、
「一度や二度、伝えた」ことを
「教えた」「指導した」と言い切る指導者が多いこと。

やり方をやりながら説明し、「わかった?」と確認する。

「わかった?」と上司や先輩に聞かれて一番多い回答は、
おそらく
「わかりました」
ではないでしょうか。

そして実際にやらせてみると出来なくて
「あいつ、わかったって言ったのに、出来ないんだよ」
と愚痴る…というのは、残念なことです。

そもそも「OJT」はOn The Job Trainingの略で、
トレーニングさせないと意味がない。

練習の機会を与えて、できるようにすることが、
OJT指導者の役割です。

一度や二度、やって見せる事や、伝える事が
目的や役割ではないはずなのです。

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OJTの効果的な進め方で、当社がお伝えしているのは、次の4STEP。
■STEP1:準備する
 ●計画書やマニュアルを準備 
 ●事前に必要な説明などがあれば実施しておく
 ●OJTに必要な設備・器具などがあれば準備
■STEP2:説明する・やってみせる
 ●目指す状態を説明する
 ●必ず手順通りに教える
  (端折ったり、手抜きを教えない) 
 ●ポイント・判断基準を具体的に教える
(グレーゾーンや判断のポイント、コツなど)
 ●「なぜ」を教える(理由や根拠を明確に)
※上記を相手が受け取りやすい伝え方で伝える
 (タイプによって、伝え方を変える)
■STEP3:訓練の実行・やらせる
 ●必ずやらせてみる 
 ●出来ている部分は承認
  (OK、いいね、このまま進めよう)
 ●間違いの部分は訂正
  (怒ったり叱ったりする必要はない。
   やり方が違うことを伝えるだけで良い)
 ●教えたポイントを説明させる
  (絶対に「わかった?」と安易に確認しない。
   何を理解しているのかを質問して確認する)
■STEP4:評価・フォロー
 ●出来ている点を承認する 
 ●間違いの部分のセルフトレーニングを提案する
 ●疑問や不安を解消する
  (1人でやるとしたら、どんなことが不安?)

管理者研修 OJT指導

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「わかった?」と聞かないためには、
 ●「やってはいけないことが3つあったけど、
   説明してもらってもいいかな?」
 ●「~のコツは、どんなことだっけ?」
 ●「確認のために……のやり方を、説明しながら、
   もう一度、やってもらってもいいかな?」
と、理解しているかを確認できる質問を
用意しておくことが必要です。

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