5年で平均賃金100万円増やすとなると

思うことフキダシ

平均100万円の賃金増ということは、
1人の年収を100万円アップ
ということに等しいのだと捉えると。

労務費をおよそ16%程度だと考えれば、
平均116万円の年収アップの設計。

これを5年で実施するということであれば、
1年で1人平均23万2千円増。

月額賃金と賞与に按分して支給するとして、
およそ16ヶ月分として算出すれば、
月額1万2500円+賞与くらいでしょうか。

あくまでも「月額賃金」ということであれば、
月額1万9334円程度。

ただ総額人件費が平均116万円増額することには変わらないので、
・従業員100名であれば、5年で1億1600万円増。
・従業員300名であれば、5年で3億4800万円増。
・従業員500名であれば、5年で5億8千万円増。
(私、中小企業専門なので、算出はこのくらいで切り上げておきますね)

さあ、これをどうやって捻出するのか。
昇給分は利益からしか出ません。
つまり利益をどうやって上げるのか。
企業にとっては、智慧の出しどころですね。

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とりあえず「平均賃金100万円増」が即時推進される
ということではないと思いますが、
いずれにせよ日本の「賃上げ」という流れは、
これからも変わらないのだと思います。

「これまで30年、据え置いてきたことなのだから」
「今やらなきゃ、いつやる」
「今でしょ」
ということでしょう。

そして世界水準を目指す、という流れなのだと思います。
(日本経済は、世界で闘える状態ではないのですが)

とはいえ、そんな流れがあるワケですから、
これからは「地方だから」「零細だから」と言っていれば、
労働力確保が難しくなる一方の日本では、
あっという間に立ち遅れるのではないだろうか…

そうなると中小企業も、本当に腹を括らなくてはならない。

従業員一丸となって、利益確保に注力しなくてはならない。

だけど目先の利益ばかりを追い、
組織風土が崩壊するのでは意味がない。

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これからは経営者に、ますます
「経営戦略」
「人事戦略」
をしっかり立てられる能力が求められてくるのでしょうね…

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