本日は終日、製造企業様にて
「対策書指導研修」を担当いたしました。
今回から8ヶ月にわたり実施される、
品質不良・不具合の発生・流出対策に必要な、
分析スキルやカイゼンのフレームワーク、対策書自体のカイゼンなどを学びます。
近年、なかなか無かった大好きな研修なので、力が入ります。
今回は、対策する目的や、対策書を作成する目的から考えていただき、
現在の対策書を確認しながら、本来の対策に必要な視点を討議しながら
概要を学んでいただきました。
対策書も社内での形式的なカイゼン用紙になっている場合や、
顧客へ提出するために形式的な対策書になっている場合も多いものです。
また表面的な対策ばかりで、根本要因や真因特定ができていないまま、
対策したような気になってしまうこともあります。
今回のワークでも「ヒューマンエラー」に分類する事例が多く、
「それって本当にヒューマンエラー?」という質問を投げかけ、
考えていただきました。
なんでも属人的な理由にしてしまうとラクですが、
仕組み化して物理的に対策を立てていかないと、
同じ不良や不具合が、継続頻発していきます。
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