旅館の若手スタッフ向けに「言葉づかい研修」を担当いたしました

今週、当社パートナー大原 みよこ講師が、
旅館の若手スタッフ向けに、「言葉づかい研修」を担当いたしました。

今回は、ご要望を受けて、『敬語の使い方』を重点に。
プラス、接客に際して、間違えやすい言葉づかいや、
注意しなければならない言葉づかい、
さらには、こちらの旅館で使うご案内の言葉などを、
「まるい言葉」で言えるように。

この「まるい言葉」というのは、
接客に置いて、とても重要だと思っています。

日本語は複雑。
和語(訓読み)→やまと言葉
漢語(音読み)→漢字で書く言葉
外来語→カタカナ言葉
の3種類があります。

「リザベーション」という言葉も、
年代によっては理解しにくいもの。

「ご予約」と、言い換えて差し上げる方が、わかりやすい。

「お食事の“開始”は」というよりは、
「始まり」という方が。

「恐縮です」よりは、
「恐れ入ります」の方が、やわらかいですよね。

私は以前、とある温泉で
「この温泉は、『きょうさんせいせん』で」
と説明され、なんのこっちゃ、と思った経験があります。

温泉の方々にとっては、知っている言葉でしょうが、
私にとっては、漢字さえ思い浮かびませんでした。

質問をすると、「強酸性泉」と書く
と教えてくださいました。

「レモンよりも強い酸性の温泉で、
 ピーリング効果もあるんです。
 ゆでたまごのようなお肌になりますよ」
とのこと。

いや、それ、最初に言ってほしい。

言葉づかい。されど言葉づかい、ですね。

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