指示命令だけで、人は動かない

昨日は、食品製造企業様にて、管理者向け研修を担当しました。

今期6回のシリーズ研修で、
管理者の基礎を学んでいただいています。

昨日のテーマは「指示の出し方」。

ーーーーーー

指示を出す時、私たちは「要望や要求」のみを言いがち。

でも実際には、こちら側の要望や要求を伝えただけで
相手が動いてくれれば、こんなにラクなことはないですよね。

指示した期限になってから
「できませんでした」
ということも、多々あります。

あるいは上司側がイメージしていた
成果や質とは違っていた、なんてことも。

なので上司側には、
●要望する際には、
 目的や目指す成果、達成水準、6W5Hを伝える
●また、部下が抱えている制約を想定して、
 新人や若手には、こちら側から配慮をするように
と、伝えています。

【要望】
「Aさん、〇〇業務をお願いしたいのだけど、
 ~を目的にしているから、…という状態まで仕上げてほしい。
 期限は〇日の00時だから、すぐに取り掛かってもらえるかな」

【制約】
「ただAさんは、他の業務も担当していて
 業務量も多いと思うから、Bさんと一緒に進めてほしい」

という具合ですね。
中堅やベテランには細かな指示はせずに、自身で考えてもらったり、
制約を自分から申し出て交渉するスキルを
身につけてもらえるように仕向けるのも、上司の役割。

ーーーーー 

当社では、新入社員研修時には
「受命(指示を受ける)と報告」
を学んでいただくようにしています。

受命方法を身につけると、丸投げ上司に対しても、
質問を投げかけて、
自身が動くための情報を引き出すことが出来るからです。

その際に使用するのも「要望と制約」の考え方。

「報連相」ばかり学んで、
肝心の「受命方法」や「指示の出し方」を学ばなければ、
報連相の質も高くはなりません。

ビジネスの基本的行動なのに、
なかなか学ぶ機会がない「要望と制約」の考え方、
身につけておくと、ラクですよ♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA