昨日は、製造業様の管理者と
「目標管理シート」のブラッシュアップを行いました。
実際に使用しながら見直しをしていくというものです。
今年に入ってから、あらたな人事制度設計はもとより、
これまでの制度修正を行う企業様が多く、
評価制度の見直しや賃金制度に携わらせていただいております。
企業により、見直しの方法は異なりますが、
●評価項目を管理者が集まって、
目線合わせをしながら、一つひとつ見直す企業様
●目標管理シートを実際に使用しながら、
ブラッシュアップする企業様
●アンケートを採り、
賃金制度をブラッシュアップする企業様
●経営陣で3年計画を立てながら、賃金計画も見直す企業様
など、人事制度に力を入れる熱量が、
これまでと段違いだと感じます。
特に、賃金制度については、
危機感を感じている企業様が多いようです。
今年のR6年入社の新卒賃金から、
R7年新卒者賃金(募集)を、底上げする企業様が増えているのと同時に、
賃上げ・ベースアップを検討する企業様が、
中小企業でも多くなっています。
さらには派遣組み入れの整合性を検討しなければならない製造業、
アルバイト賃金の高上りと求人難の飲食・販売業では、
業務効率化のご要望も、切迫しています。
賃金を上げたいという経営者の思いはあるけれど、
大企業のようにガッと上げることができず、
段階的な措置を行なったり、従業員説明会を重ねたりと、
それぞれの企業で工夫を重ねています。
これまで以上に、方針の明確化や共有が
重要になってきているのですね。
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