企業倫理研修を担当しました:逆ハラ研修の要望が多くなっています

今週は、福島県内企業様にて、企業倫理研修を担当しました。

今期、全社員を4グループに分けて実施しています。

ハラスメントを含むコンプライアンス違反が起こる要因は、
個人要因と組織要因がありますが、
今回は
「容認・黙認」

「心理的安全性」
について焦点を当てています。

発生してからの対処は、かなりしんどいものになります。

ですから、
ハザード
 ↓
リスク
 ↓
ペリル
 ↓
ロス
を、しっかり把握しておく必要がありますね。

どこに発生要因があるのか。
どこで手を打つのか。

それを社内の具体的な事象や、個人の行動に照らし合わせて、
イメージしていただくことで、グッと予防に近づきます。

今回は
「自社に起こる可能性があるコンプライアンス違反」
について討議していただく機会を持ちました。

この討議は非常に有意義で、
企業としても、どこにハザードが立っているのかを
把握することにも役立ちます。

*****
そして今回は、クローズアップ講義として、
パワハラ、モラハラを取り上げました。

ハラスメントについては、5大ハラスメントである
「パワハラ」
「セクハラ」
「マタハラ」
「パタハラ」
「ケアハラ」
は、法令によって定義されていますし、
企業に防止措置が義務付けられているので、
当然、通報窓口設置についても含めお伝え済み。

そして今回は一般職も含めての受講ですから、
「ハラスメント・ハラスメント(逆ハラ)」
について取り上げました。

というのも、最近「ハラハラ(逆ハラ)」のセミナー所望が、
とても多くなっているのです。

ですから、ケースワークを実施して、
自分事にしていただくことと、
どんな言動が「逆ハラ」にあたるのかを、
イメージしていただいていきました。

またモラハラも、家庭内モラハラは
話題になることが多かったものの、
企業内モラハラも、焦点があたることが
最近は多くなってきています。

この「モラハラ」こそ、わかりにくいので、
これも事例を取り上げての解説を
しっかりと行なっています。

*****

ハラスメントの場合には、
「なるほど、これがハラスメントにあたるのか」
というのは理解できても、
「じゃあ、どうやって防ぐんだよ」
となることが多いですから、
今回は、心理的安全性とアンコンシャスバイアスについて、
そして組織対応についても取り上げています。

未然防止といっても、
どこから対応すれば良いのか、わかりにくいですから、
個人として対応できること、
組織として対応していくこと
がイメージできると良いですよね。

コンプライアンス遵守やハラスメント防止は、
やはり全社員での受講が必要だと考えます。

しっかりと共通認識・共通言語を
つくっていく必要がありますね。

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